悪臭防止法が適用されるケースが増加


最近、テレビや新聞で悪臭防止法という言葉を見かけます。
環境問題や近隣住民とのトラブル、工場との公害問題などで、
悪臭防止法が適用されるケースが増えてきていますよね。
最近になって突然注目されだしたこの法律。
実は制定されたのは、昭和46年なのです。

当時定められた法律では22種類の物質と、その濃度で規制される
ようになっていました。

しかし、悪臭といっても色々な原因があります。
22種類の物質と定められた濃度を規制していましたが、
他の物質やゴミや下水などの身近な臭いでの苦情が絶えませんでした。

その上、基本的に規制される基準は機械での測定で行われていました。
機械だとニオイの濃度は測れますが、人間が実際に感じる不快感まで
は測定できません。

機械だけに頼らず、実際に悪臭を感じる人の手によって判定しよう。
そうした目的から誕生したのが臭気判定士です。

臭気判定士は嗅覚測定法を行います。
嗅覚測定法とは文字通り嗅覚をつかい、判断する方法です。
臭気判定士はパネルの選定、資料の採取、試験の実施、結果の求め方。
このすべてを行います。
基本的には正常な嗅覚をもった人の複数のサンプリングを基に統計を
とって判定するのです。
しかしケースにより、自分の嗅覚で判断することもあるようです。

臭気判定士は環境分野での初めての国家資格です。
エコロジーが注目されるようになった現代社会では、これから必要と
される資格ですよね。

公害から環境を守るために、臭気判定士の動向が注目されています。

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